和門なかむら 東大阪の着物屋さん

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2011年12月10日(土曜)
twitterで『「寄席」と「落語会」の違いがわからない。』とつぶやいたところ、落語家の桂三金(かつら・さんきん)さんが次のように教えてくださった。『繁昌亭昼席みたいに色物さん含めて10本ぐらいで、長いトリでも25分ぐらいが寄席。落語5〜6席(色物入ることも)で前座でも20分とかたっぷり落語を聞いて貰えるのが落語会ですかねぇ』と。同じ関西大学出身ということもあり、三金さんは本当に親切にして下さいます。そんな気さくな桂三金さんは天満天神繁昌亭をはじめ色々な所で落語をされます。体は大きいですがすごくテンポのいい落語です。(それに芸に優しいお人柄が出てます。)落語に興味のある方は是非三金さんの落語を聴いてみてください。ベリーグッドですよ。

いつも素敵な落語家・桂三金さん

2011年12月10日(土曜)

素敵な着こなしです。







12月8日に台湾のお嬢さんと一緒だったお客様です。こちらのお写真は笑福亭松喬師匠の落語会に行く前に撮影させていただきました。素敵な笑顔。着こなしもGOOD。本当によくお似合いです。 これからもよろしくお願い致します。


2011年12月08日(木曜)

台湾のお客様です。






本日お客様が自身の姪御さんと一緒にいらっしゃいました。この方は台湾の方で、お客様が「姪に日本的なものを見せてあげたいねん!」とおっしゃってのご来店でした。そのようなお考えだったので、いろいろ考えた末に「振袖を着ていただこう!」となりまして左のお写真を撮りました。美人で背もおありなので、とてもよく似合っていましたよ。

2011年12月07日(水曜)
昨日ABCホールで『 笑福亭松喬ひとり舞台ファイナル 』という落語会を鑑賞してきました。ゲストに六代目笑福亭松鶴師匠の筆頭弟子・仁鶴師匠や鶴志師匠を迎え、最後まで笑いが絶えない、内容的にもすごく充実した落語会でした。簡単ですが感想を申します。中入り後の対談で三喬さんと風喬さんは松喬師匠の落語を「ほんま普通の感じやねん!初めは自分にも出来そうに思うねん!」とおっしゃいましたが、師匠の飾らない芸に触れる度に僕の中で「笑福亭松喬師匠ほどセクシーな落語家さんはまずいないだろう」との思いが増してきます。昨今突然突拍子も無いことをする芸人さんもいる中で松喬師匠はそういったことは一切せず、じっくりと、且つ的確に落語に出てくる登場人物の描写に務めておられる。そのひたむきな姿勢がとても魅力的で(装飾的な要素を排除した松喬師匠の貫禄のある落語が僕にはセクシーに映るのでしょう!)、それにより多くの観客が心打たれるのだろうと思わずにおれません。チケットの残りがあるかどうかわかりませんが、12月11日(日曜)まで連続6日間の興行です。今一番脂の乗った落語家さんのおひとり、笑福亭松喬師匠の芸の真髄に触れることができる絶好のチャンス。見逃したら損ですよ。

開演前のABCホールの舞台

終演後の笑福亭松喬師匠

2011年12月06日(火曜)

カラオケ大会にいざ出陣!!

先日着付けをさせていただいたお客様です。お着物がよくお似合いですね。このお姿でカラオケ大会に参加して熱唱されるとのこと。普段から練習を重ね歌に磨きをかけておられますし、和門なかむらの三人衆(父・母・僕)が心の中で懸命に声援を送り続けたので好成績間違いなしだと今でも確信しています。またお気軽にお立ち寄りくださいね。



2011年12月03日(土曜)

ケーキ屋のpoohさん

「スクリーンで観る高座 シネマ落語」を鑑賞後に電車を乗り継いで蒲生四丁目に移動。そして立ち寄ったのがこちらケーキ屋のpoohさんです。フランス留学の経験もある気さくで楽しい女性(忍さん)がひとりで切り盛りしているお店なんですよ。どのケーキもとっても美味しいので、城東商店街の近くにいらっしゃった際には是非是非ご利用くださいませ。僕が応援してるお店なので、よろしくお願いしま〜す。
(立ち寄った日にケーキを5つ買って帰り、自宅で家族と美味しくいただきました。ベリーグッドやな!)




2011年12月03日(土曜)

なんばパークスの看板

先日なんばパークスで「スクリーンで観る高座 シネマ落語」を鑑賞してきました。「京山幸枝若が春野恵子をシゴく会」で頂戴したチラシの中に同企画のチラシが入っていて、見るなり「これは絶対行かねば!」と心に固く誓った次第です。(ちょっとマジモードなり)何故か・・・その理由は以前からすごく気になっていた落語家:桂吉朝(きっちょう)師匠が大スクリーンの中で甦るからに他なりません。そもそもこの企画は国立劇場小劇場で毎月開催されているTBS「落語研究会」の貴重な映像を編集したもので、大スクリーンを通じて昭和の名人芸に触れることができるんです。今回の演目は次の通りです。
◎ 桂吉朝 − 不動坊('03)/上映時間:37分
◎ 五代目 三遊亭圓楽 − 助六伝('82)/上映時間:39分
◎ 三代目 古今亭志ん朝 − 三方一両損('88)/上映時間:24分
◎ 十代目 金原亭馬生 − 鰍沢('75)/上映時間:34分
はじまるなり桂吉朝師匠の登場だ。(めちゃくちゃ嬉しい!)その前にこの「不動坊」とはどんなお話なのかを簡単に説明します。とある長屋に独り身の男・利吉がおりまして、大家さんが旅先で急死した講釈師・不動坊火焔(読み方:ふどうぼうかえん)の元女房(お滝)を紹介し二人は結婚することに決まります。利吉は喜んで、体ぐらい綺麗にしておこうと思い銭湯に行く。そこで同じ長屋の独り身の男と出会う。言わなくてもいいのに利吉は、「俺はしっかりしてるからお滝さんを紹介してもらったけど、お前を含め数人の独身男は頼りないから紹介してもらえないんや!」というような発言をしてしまう。その言葉に激怒した独身男たちが夜利吉の家の屋根に登り、不動坊火焔の幽霊になりすました隣町の講釈師を天井裏から縄でつり下ろして、利吉とお滝の結婚の邪魔をしようとたくらむ。・・・とまぁこんなお話です。このような楽しいストーリー展開に吉朝師匠の優しくて洗練された語り口と所作、そして艶(つや)のある芸風が加わり、客席で笑いが絶えることはありませんでした。そのような名人・桂吉朝師匠は50歳でこの世を去っておられます。本当に残念で残念でなりません。笑いに笑った吉朝師匠の落語でしたが、僕にとっては“早過ぎる死”を思うと寂しさが込み上げてきました。・・・その他の師匠についても若干触れてみます。圓楽師匠も脂ぎっていて元気そのもの。これが僕が知っている圓楽師匠です。(あの頃の笑点が懐かしい!)ちょっと可愛そうなお話でしたが、時折される豪快な動きが印象に残っています。志ん朝は“財布を落とした者”と“その財布を拾った者”とで江戸っ子気質を競うようなお話でした。威勢のいい江戸前落語がお得意の志ん朝師匠にぴったりの物語だと言えるでしょう。最後の馬生師匠の落語は円熟味のある語り口調で素晴らしいのですが、なにぶん僕が7歳だった頃の古い映像だったのでいささか画質が悪かったなと、その点がちょっと残念でした。とっても素晴らしい企画ですので、興味のある方は是非行ってみてください。そんなに長い会期じゃないと思いますので、お早めに!超お薦めです。

2011年11月27日(日曜)
昨日は近くの希来里(きらり)6階で開催していた「日本民謡 皐月会・結成大会」というイベントに行ってきました。仕事の都合で後半からお邪魔させていただきましたが、伴奏の津軽三味線の男性は腰をぬかすほどお上手で、激しく且つ的確に動く指の一本一本が命が宿っている本人とは別の生命体のようにも見えました。(こんなハイレベルなイベントなのに入場無料・・・なんか申し訳ない!)また、歌を熱唱された会主の高宮佳美さんのお声も素晴らしく、ホール全体にその美声が響き渡っていましたね。(聞き惚れました!)結成大会ということですのでこれから色々な場所で活動されるようです。機会があったら是非聴きに行ってみてください。お薦めですよ。

中央が会主の高宮佳美さん



2011年11月26日(土曜)

きもの姿のお嬢様−全身
きもの姿のお嬢様−バックスタイル




こちらは現在当店の着付け教室に参加してくださってるお嬢様です。お友達と京都で野村萬斎さんの狂言を鑑賞しに行かれる前ちょこっと立ち寄ってくださいました。お稽古も熱心に取り組んでくださるので、日頃の成果が発揮され着姿もばっちりでしょ。狂言鑑賞後は秋めいた京都の街を散策されるとのこと。べっぴんさんなので本当に絵になると思います。お友達と楽しんできてくださいね。

2011年11月25日(金曜)

クリスマスを意識した染帯






可愛いでしょ。クリスマスを意識したオリジナル染帯(生地:伊と幸)です。画像はお太鼓部分。うさぎ達がチカラをあわせてクリスマスツリーを飾り付けていて、それら全てがサンタさんの袋の中という構図です。この帯を締めて街に繰り出せば貴女にだけ特別なジングル・ベルが聴こえてくるかも。よろしければ、どうぞ。