2012年06月19日(火曜)
お客様と京都南座で歌舞伎を鑑賞してきました。現在「坂東玉三郎特別公演」が開催中で、演目が(1)壇浦兜軍記−阿古屋 と (2)傾城の2部構成 となっている。傾城は玉三郎さんの妖艶な美の世界に触れようという舞踊劇。こちらも素晴らしいが、今回はなんといっても玉三郎さんがお得意の阿古屋(あこや)を演じるとあって、そのお姿をひと目拝見したいという観客で連日満員御礼が続いている。聞くところによると、阿古屋はとても難しい役で玉三郎さんしかできないとのこと。余計に期待で胸が膨らみます。どのようなお話か簡単に説明します。阿古屋(坂東玉三郎さん)とは遊女の名前で景清の愛人。その景清を捜してる役人(片岡愛之助さん)が阿古屋を捕え景清の居場所を聞き出そうとする。しかし阿古屋は知らないと言う。疑う役人。そこで阿古屋が役人たちの前で琴、三味線、胡弓という3種類の楽器を見事に演奏してみせる。それを聴いた役人が「これほど素晴らしい演奏をする阿古屋が偽りを言うはずがない」とし釈放するという物語で、現実の世界ではちょっと考えられない発想によって成り立っている(でもいい。多少荒唐無稽でもとにかく美しいのだ!)。午後3時に開演した阿古屋が約75分して終わった。そこから30分ほど休憩し傾城となる。でも休憩などしていられない。数年前に片岡愛之助さんのお友達と知り合いになり、そのご縁で最近愛之助さんの楽屋にお邪魔しているからだ。事前に「訪問するならこの休憩時間中にしてください」と言われていたので、番頭さんのお導きで愛之助さんの楽屋に向かった。向かったといっても、いったん南座の屋上に登ってから楽屋に行くという珍ルート。階段を何度も登って南座の屋上に出てみると、澄み切った鴨川と大勢の人が行き交う四条大橋の街並みが広がっている。(気分爽快!)視線を転じるとお社があり日本酒が3本供えてある。よく見ると「坂東玉三郎」「片岡愛之助」「坂東薪車」との文字が刻まれており、その影響もあってお社が輝いて見えた。そしてまた建物内に入ってしばらく歩くと愛之助さんの楽屋前。愛之助さんがご不在だった為みんな壁側に一列に並んで愛之助さんの到着を待つことになる。しばらくすると、メイクを落とした風呂上がりの愛之助さんが我々の前に颯爽と現れ、さっと自分の楽屋にお入りになった。(一同ちょっと緊張!)軽く気合を入れ、僕を先頭に楽屋に入ってみると、爽やかボーイの愛之助さんがニコニコしながらいらっしゃった。ご挨拶後アレコレお話をし、無理を言って集合写真の輪の中に入っていただいた。(感激!)正直今回はあまり長居できなかったが、短時間であっても愛之助さんの優しいお人柄がたっぷり伝わってきた。退出する時間となり、僕以外の全員が楽屋を出た時に「すみません。愛之助さんだけのワンショット写真撮らせてもらってもいいですか?」と自信無げに言うと、「かまいませんよ〜」と快い返事がかえってきた。そしてパチリ(あとで確認したらこの写真抜群にいい感じに撮れていました。これはネットにアップしません〜)。それからは慌てて座席に戻り傾城を鑑賞。約20分して終演。感動の嵐。鳴りやまない拍手のため、一度降りた幕がまた開いた。見ると、深々と頭を下げる玉三郎さんが舞台中央にいらっしゃった。(名舞台やな!!)そして完全に終わりとなり、劇場をあとにした。それからは祇園へ。飲んで食べて騒ぎました。おしまい。
2012年06月15日(金曜)
繁昌亭での落語鑑賞日記です。よろしければご覧ください。
◎ 6月12日(火曜)夜席 『 めざせ!!四天王の会 』 - 十八番に挑戦 -
出演は桂小梅「開口一番」/桂枝光「蛸芝居」/桂梅團治「おごろもち盗人」/笑福亭鶴二「猫の災難」/中入り/対談(小佐田定雄&この日の演者)/桂米平「はてなの茶碗」の順<敬称略>。そもそもこの落語会は、上方落語界の発展にとりわけ貢献した文枝、春團治、松鶴、米朝という、いわゆる四天王と呼ばれる大師匠のお弟子さんが一人ずつご出演。それぞれが自分の師匠の得意ネタに挑戦し自己研鑽に励もうというもの。僕はこの日大阪のミナミで用事がありましたが、この落語会を鑑賞する為早々にそれらを片付け繁昌亭に向かいました。落語会開催の主旨も素晴らしくていいのですが、僕が駆け付けた理由はなんと言っても「若江岩田わもん寄席」でお世話になってる笑福亭鶴二師匠が出演されると聞いたから。結果を申しますと、鶴二師匠の落語は最高。酔っぱらいを演じる部分は格別でした。ときどき鶴二師匠が六代目笑福亭松鶴師匠に見える瞬間もあり、「話芸の伝承」を肌で感じることができました。(満足!)ここで唐突ですが、この日入口付近でチラシを配っていた男前君をご紹介します。桂寅之輔さんです。桂春之輔師匠のお弟子さんで、私どもの「若江岩田わもん寄席」をはじめ様々な落語会で今腕を磨いておられます。すごく頑張っているのでみなさん応援してください。よろしくお願いします。
◎ 6月12日(火曜)夜席 『 めざせ!!四天王の会 』 - 十八番に挑戦 -
出演は桂小梅「開口一番」/桂枝光「蛸芝居」/桂梅團治「おごろもち盗人」/笑福亭鶴二「猫の災難」/中入り/対談(小佐田定雄&この日の演者)/桂米平「はてなの茶碗」の順<敬称略>。そもそもこの落語会は、上方落語界の発展にとりわけ貢献した文枝、春團治、松鶴、米朝という、いわゆる四天王と呼ばれる大師匠のお弟子さんが一人ずつご出演。それぞれが自分の師匠の得意ネタに挑戦し自己研鑽に励もうというもの。僕はこの日大阪のミナミで用事がありましたが、この落語会を鑑賞する為早々にそれらを片付け繁昌亭に向かいました。落語会開催の主旨も素晴らしくていいのですが、僕が駆け付けた理由はなんと言っても「若江岩田わもん寄席」でお世話になってる笑福亭鶴二師匠が出演されると聞いたから。結果を申しますと、鶴二師匠の落語は最高。酔っぱらいを演じる部分は格別でした。ときどき鶴二師匠が六代目笑福亭松鶴師匠に見える瞬間もあり、「話芸の伝承」を肌で感じることができました。(満足!)ここで唐突ですが、この日入口付近でチラシを配っていた男前君をご紹介します。桂寅之輔さんです。桂春之輔師匠のお弟子さんで、私どもの「若江岩田わもん寄席」をはじめ様々な落語会で今腕を磨いておられます。すごく頑張っているのでみなさん応援してください。よろしくお願いします。
2012年06月14日(木曜)
次回の催しです。よろしければどうぞ!!
■ 雨コートとコートいろいろ展 (併催:伝統工芸竹籠展)
◎ 日 時:6月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間
10時〜19時 (最終日24日のみ18時までとなります)
< 内容 >
なにかと不安な雨の日のお出掛け。今回は「 雨コートの特集 」を行います。お求めやすいお値段に加え、品揃えの面でもおおいに喜んでいただきます(綺麗な色からシックな色まで幅ひろく。なかなかこれだけ揃いません)。素敵なコート類も各種ご提案いたします。これからの季節を踏まえた薄物コートをはじめ、礼装用絵羽コート、アジアンテイストのコート、秋冬用コート(コートではなく羽織にもなります)。「 2012年ゆかた・夏きもの展 」も開催中。女性用だけでなく男性用のゆかたも取り揃えています。撫松庵の浴衣、藤井絞の浴衣、竺仙の浴衣などなど。小千谷縮や博多紗献上帯も御座います。お気軽にどうぞ!!
今回は特別に「伝統工芸竹籠展」も実施いたします。職人の手仕事をご覧ください。
■ 雨コートとコートいろいろ展 (併催:伝統工芸竹籠展)
◎ 日 時:6月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間
10時〜19時 (最終日24日のみ18時までとなります)
< 内容 >
なにかと不安な雨の日のお出掛け。今回は「 雨コートの特集 」を行います。お求めやすいお値段に加え、品揃えの面でもおおいに喜んでいただきます(綺麗な色からシックな色まで幅ひろく。なかなかこれだけ揃いません)。素敵なコート類も各種ご提案いたします。これからの季節を踏まえた薄物コートをはじめ、礼装用絵羽コート、アジアンテイストのコート、秋冬用コート(コートではなく羽織にもなります)。「 2012年ゆかた・夏きもの展 」も開催中。女性用だけでなく男性用のゆかたも取り揃えています。撫松庵の浴衣、藤井絞の浴衣、竺仙の浴衣などなど。小千谷縮や博多紗献上帯も御座います。お気軽にどうぞ!!
今回は特別に「伝統工芸竹籠展」も実施いたします。職人の手仕事をご覧ください。
2012年06月10日(日曜)
昨日の朝当店の女将が着付けをさせていただいたお嬢様です。伺うと、「名古屋で友人の結婚式があってそれに出席するんです」とのこと。着姿がとても艶やかなので、お願いし数枚写真を撮らせてもらいました。いつも元気印のY様でした。(遠方まで行かれるので、座席にもたれても帯がくずれないようあえて帯結びは「ふくら雀」を選択しました。これなら疲れないと思います)
2012年06月09日(土曜)
最近天満天神繁昌亭で鑑賞した落語についてまとめて綴ってみました。
◎ 5月22日(火曜)夜席 『 三金・吉弥ふたり会 』
出演は弥太郎「つる」/吉弥「天神山」/三金「船弁慶」/仲入り/対談(三金&吉弥)/吉弥「あさげ」(吉弥作)/三金「デブのお肉に恋してる」(三金作)の順<敬称略>。 前半は古典落語。後半は対談と創作落語という内容でした。画像は出身大学が同じ桂三金さん。愛想のいい素敵な方です。(僕と三金さんは婚活仲間なんです。どっちが先に結婚するんでしょうか!?)
◎ 5月29日(火曜)昼席
出演は生寿/染左/米平/チョップリン(コント)/瓶吾/都/仲入り/米八(コマまわし)/春駒/蝶六/雀三郎の順<敬称略>。繁昌亭では昼席にきものを着ていけば100円キャッシュバックという取り組みをしています。しかし、この日はゴフク(529)の日ということで着物の方は特別に1,000円キャッシュバック(通常2,000円なので半額となります)。ということで、お陰様で僕1,000円ゲットできました!(振り返ってみると、着物の方やっぱり多かったですね。1,000円キャッシュバックが定着してるようです。)内容面では、トップバッターの笑福亭生寿さんがハツラツとした落語で好印象でした。
◎ 6月2日(土曜)夜席 『笑福亭松喬一門会』
出演は笑福亭生寿「狸の鯉」/笑福亭喬若「長短」/笑福亭喬楽「宗論」/笑福亭遊喬「竹の水仙」/仲入り/笑福亭三喬「子盗人」/笑福亭松喬「禁酒関所」という順<敬称略>。私どもは松喬師匠の後援会に入会しており、その特典ということで今回ご招待扱いで鑑賞させていただきました。ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、松喬師匠は現在肝臓がんと闘っておられます。いくぶんかお痩せになっていたものの落語は凄いのひとこと。健在ぶりを猛烈にアピールされたと思います。こうなれば一刻も早く肝臓がんを克服していただきたいと願ってやみません。(「僕は絶対死にませんよ!」という松喬師匠のお言葉が忘れられません。)
◎ 5月22日(火曜)夜席 『 三金・吉弥ふたり会 』
出演は弥太郎「つる」/吉弥「天神山」/三金「船弁慶」/仲入り/対談(三金&吉弥)/吉弥「あさげ」(吉弥作)/三金「デブのお肉に恋してる」(三金作)の順<敬称略>。 前半は古典落語。後半は対談と創作落語という内容でした。画像は出身大学が同じ桂三金さん。愛想のいい素敵な方です。(僕と三金さんは婚活仲間なんです。どっちが先に結婚するんでしょうか!?)
◎ 5月29日(火曜)昼席
出演は生寿/染左/米平/チョップリン(コント)/瓶吾/都/仲入り/米八(コマまわし)/春駒/蝶六/雀三郎の順<敬称略>。繁昌亭では昼席にきものを着ていけば100円キャッシュバックという取り組みをしています。しかし、この日はゴフク(529)の日ということで着物の方は特別に1,000円キャッシュバック(通常2,000円なので半額となります)。ということで、お陰様で僕1,000円ゲットできました!(振り返ってみると、着物の方やっぱり多かったですね。1,000円キャッシュバックが定着してるようです。)内容面では、トップバッターの笑福亭生寿さんがハツラツとした落語で好印象でした。
◎ 6月2日(土曜)夜席 『笑福亭松喬一門会』
出演は笑福亭生寿「狸の鯉」/笑福亭喬若「長短」/笑福亭喬楽「宗論」/笑福亭遊喬「竹の水仙」/仲入り/笑福亭三喬「子盗人」/笑福亭松喬「禁酒関所」という順<敬称略>。私どもは松喬師匠の後援会に入会しており、その特典ということで今回ご招待扱いで鑑賞させていただきました。ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、松喬師匠は現在肝臓がんと闘っておられます。いくぶんかお痩せになっていたものの落語は凄いのひとこと。健在ぶりを猛烈にアピールされたと思います。こうなれば一刻も早く肝臓がんを克服していただきたいと願ってやみません。(「僕は絶対死にませんよ!」という松喬師匠のお言葉が忘れられません。)
2012年06月02日(土曜)
僕の宝物。「益々繁盛」という名前の日本酒です。内容量が二升五合(約4.5リットル)入っており、二升で「升升=ますます」、五合で「半升=繁盛」という意味で、大変縁起のいいお酒なんです。でもこれ空瓶。お客様と店内で宴会をした折りに全部飲んでしまいました。どうしてこれが宝物かと申しますと、中学時代の担任の先生が僕が社長に就任する際、わざわざこれを持って駆け付けてくださったのです。その時は本当にびっくりしましたが今思い出しても嬉しく、それもあり空瓶を大切に保管しています。瓶に貼ってるラベルに書いてある文章は次の通りです。
『 中村昭夫様 中学時代からみんなに慕われ、「○○○○」と言われてきた中村君。君は君のまま、初心を忘れず頑張ってください。社長就任、おめでとうございます 』。僕がいつも同窓会の幹事をしているので気を遣っていただいたのだと思いますが、これを眺める度にやっぱり恩師は尊く有り難いもんだなぁとの思いがこみ上げてきます。これからも先生から賜ったお言葉を忘れることなく商いに励んで参ります。皆様、これからも宜しくお願い致します。( 文中の「○○○○」は当時の僕のあだ名が入ります。これは秘密にさせてください。・・・ちょっと恥ずかしいので。)
2012年05月24日(木曜)
■ 絹鳴りの帯 博多織展 ( 新作ゆかた、正絹単衣&夏物、夏の男物 )
◎ 日 時:5月25日(金)・26日(土)・27日(日)の3日間
10時〜19時 (最終日27日のみ18時までとなります)
< 内容 >
着物愛好家の心をとらえてはなさない『 博多織帯 』を中心に据えた催しです。新作ゆかた、正絹単衣&夏物も取り扱っています。実験的に夏の男物コーナーも設置。お気軽にお立ち寄りください。(メーカーと直接取引してますので、比較的お安くなっております。)
◎ 単衣に最適!丹後先染御召+博多なごや帯=税込15万円 (限定20セット)
◎ 女性博多夏帯(八寸&四寸)も大特集
◎ 2012年新作発表!藤井絞浴衣、撫松庵浴衣、小千谷縮等(女性&男性)
◎ 伊達男を演出!単衣&夏物男物コーナーも併設 <きもの、角帯、小物、ゆかた>
その他に博多織帯の本袋、袋帯、名古屋帯、半幅帯、男帯、博多織の着物(御召&紬)、絞りの着物&染帯(単衣&夏物)&ゆかた等をご覧いただきます。
◎ おたのしみ
博多織のDVDを上映致します。
興味のある方は下記の時間ちょっと前にいらしてください。
これで博多織の全てがわかる・・・かも。
<上映時間>
<1>10:00〜
<2>13:30〜
<3>15:30〜
<4>17:30〜
( 1日計4回/最終日のみ<1><2><3>のみ )
◎ 日 時:5月25日(金)・26日(土)・27日(日)の3日間
10時〜19時 (最終日27日のみ18時までとなります)
< 内容 >
着物愛好家の心をとらえてはなさない『 博多織帯 』を中心に据えた催しです。新作ゆかた、正絹単衣&夏物も取り扱っています。実験的に夏の男物コーナーも設置。お気軽にお立ち寄りください。(メーカーと直接取引してますので、比較的お安くなっております。)
◎ 単衣に最適!丹後先染御召+博多なごや帯=税込15万円 (限定20セット)
◎ 女性博多夏帯(八寸&四寸)も大特集
◎ 2012年新作発表!藤井絞浴衣、撫松庵浴衣、小千谷縮等(女性&男性)
◎ 伊達男を演出!単衣&夏物男物コーナーも併設 <きもの、角帯、小物、ゆかた>
その他に博多織帯の本袋、袋帯、名古屋帯、半幅帯、男帯、博多織の着物(御召&紬)、絞りの着物&染帯(単衣&夏物)&ゆかた等をご覧いただきます。
◎ おたのしみ
博多織のDVDを上映致します。
興味のある方は下記の時間ちょっと前にいらしてください。
これで博多織の全てがわかる・・・かも。
<上映時間>
<1>10:00〜
<2>13:30〜
<3>15:30〜
<4>17:30〜
( 1日計4回/最終日のみ<1><2><3>のみ )
2012年05月21日(月曜)
5月25日(金曜)・26日(土曜)・27日(日曜)の3日間私どもの店舗におきまして「絹鳴りの帯 博多織展」というイベントを開催させていただきます。その際一緒にディスプレーしようと思っているのがこちら藤井絞さんの綿麻ゆかたです。ひとくちに綿麻と言っても(綿58%麻42%)(綿70%麻30%)(炭綿麻)と3タイプもあり、生地によって当然発色も違ってくるのでそのあたりがおもしろいですね!綿麻ゆかたは麻100%のものよりシワになりにくく着用シーズンが長いというのが特徴。いろいろなタイプを取り揃えていますので、ご興味のある方は期間中一度お立ち寄りください。お待ち申し上げております。
2012年05月16日(水曜)
麻や綿の着物等をご自宅で洗おうという方に朗報!いい洗濯ネットが出ました。このネットに入れさえすれば、中の着物はあまりシワになりません。もともとは女性のパンツを洗濯する為に開発された物ですが、ある方が「着物の洗濯にも応用できる!」と気付きまして、そこで仲間の着物屋数社で大量発注し、市販のタイプより格安で販売できることになりました。しかしながら・・・みんなで分け合ったので私どもの手もとには今9点しかありません。(涙)価格は税込945円です。お早めにどうぞ!!
<使用方法> 畳んだ着物をネット部分にはさみ込みます。はさんだら巻き寿司のように巻いてゆき、それらを左側の袋の中に入れて洗濯機へ投げ入れる。それでおしまい。その他のことは画像の記述を参考にしてください。
<使用方法> 畳んだ着物をネット部分にはさみ込みます。はさんだら巻き寿司のように巻いてゆき、それらを左側の袋の中に入れて洗濯機へ投げ入れる。それでおしまい。その他のことは画像の記述を参考にしてください。
2012年05月11日(金曜)
お客様が塩瀬の名古屋帯を「付け帯に加工してもらえませんか!?」とのことで持参されました。通常付け帯には「切るタイプ」と「切らないタイプ」があります。「切るタイプ」とはお太鼓部分と胴に巻きつける部分とか分断されてるもの。逆に「切らないタイプ」とはそれらが一体になってるものを言います。世間では「切らないタイプ」に注目が集まってますが(糸で留めてるだけなので、また元の状態に戻りますという部分がウケてます!)、私どもでは昔ながらの「切るタイプ」のほうが「着るのに楽ちん!」との理由から人気で、今回もその「切るタイプ」でのご注文でした。そして出来上がったのがこちら(画像)。このお客様は舞台で何かを発表される奥様で、本番の日はとにかく朝からずっと忙しい。そんな時に付け帯のお陰で素早くきものが着られると喜んでおられました。加工賃は税込で6,300円。よろしければご注文ください。(こちらはお太鼓の背中側にプラスチック製のフックが付いてるタイプです)