和門なかむら 東大阪の着物屋さん

Mail : info@wamon-nakamura.com
2012年08月22日(水曜)

紋典

久し振りにブログを綴ります。お付き合いしている紋屋さんが発行している紙面にいい事が書いてあったので、勉強の為ここに書き留めてみました。よろしければご覧ください。

◇ 家紋はいつ頃からあるの?
駐車場に止めておいたはずの愛車、それが忽然と消えてなくなれば誰だって驚きます。でも、そんな事が当たり前のように起こっていた時代がありました。時は平安時代の中頃。当時貴族の愛車と言えば言わずと知れた「牛車」。貴族は牛にひかれて京の都に赴きます。仕事を終え帰ろうとすると・・・「ない!!俺の牛車がないぞ〜」。笑いごとではありません。牛車は彼ら貴族たちにとって「超高級車」です。それを誰かが間違えて乗って帰ってしまった。当の本人にすれば、たまったものではありません。そこで彼らは考えました。そうして編み出した秘策・・・それは、自分の牛車に大きい「目印(=マーク)」を付けることでした。そもそも文字が読めない人が大勢いた時代。この「目印」が絶大な威力を発揮したのは言うまでもありません。この「目印」、当時は「身印(みしるし)」と呼ばれ、瞬く間に貴族の間で広まりました。すると、空の牛車が走っていてもひと目見ただけで、「あれは○○様の牛車だな」と誰もが判るようになりました。広く知れ渡った「目印」を我が子にも・・・と思う親の気持ちは今も昔も同じ。当初私の所有物を示した「目印」が徐々に子供の世代へと引き継がれ始めたのです。「マーク」の世襲!・・・これが日本で最初に「世襲の紋章」が誕生した瞬間です。ただ、産声をあげたばかりの「家紋」。代々伝わる「我が家の家紋」として確立するのはもうちょっと後の時代のことです。(おしまい)



2012年08月10日(金曜)
先日休みの日に父母が取り組んでいる「西国三十三箇所巡礼の旅」に同行しました。訪ねたのは滋賀県の長命寺と観音正寺。どちらも山の中にあり道のりもそれなりに険しく、炎天下の中をひたすら歩いて朱印帳に押印してもらってきました。その後午後2時頃からお墓参り。そんなこんなで頭の中がホカホカとして、もうちょっとで熱中症になるところでした。みなさんもお気を付けください。(長命寺と観音正寺、どちらも高いところにあるので眺めは最高でした。長命寺からは琵琶湖が望め、観音正寺の周囲には田園風景が広がっていました。素敵な風景でしたよ!)

長命寺のきつい階段を上って門をくぐったら、さらにこの階段がありました。ショック大なり!

長命寺の本堂

長命寺からの眺め。3本の杉が邪魔かな???

観音正寺の本堂

観音正寺の本堂横。山の側面。造形美の世界!

観音正寺からの眺め。中央の1本杉が邪魔かな???


2012年08月04日(土曜)
当店の格安着付け教室(個別指導タイプ)の生徒さんが浴衣姿で遊びに来てくださいました。当然ご自分で着付けて。着こなしが素敵過ぎて一瞬どなたかわからなかったのですが、こぼれる笑顔の可愛さと爽やかな佇まいですぐN様だとわかりました。こういった若いお嬢さんたちがどんどん増えて欲しいなと願わずにはおれません。

 


2012年08月03日(金曜)
この度発売された「るるぶ東大阪市(105ページ)」で当店の格安着付け教室が紹介されました。この書籍には東大阪の名所旧跡や元気印のお店がたくさん掲載されています。興味のある方は一度ご覧ください。(予想以上に充実した内容です!)

掲載記事
|
るるぶ東大阪市の表紙

るるぶ東大阪市の105ページ


2012年07月25日(水曜)
本日天神祭に行ったお嬢ちゃん2人組です。可愛らしいので写真&ブログ掲載をお願いしました。お祭り楽しんできてくださいね。

仲良しさん!


2012年07月25日(水曜)
母親が育てているゴーヤちゃんです。もうすぐ収穫するので収穫前のたくさん実ってるところを撮影し、ブログに載せてねと頼まれました。これは大きめに載せねばならないと判断。画像の幅もひろめにしました。いかがでしょうか!?(写っているゴーヤちゃんは近日中に胃袋の中におさまっていると思われます。自然の恵みに感謝!)

母親のゴーヤちゃん!


2012年07月25日(水曜)



僕が大好きなお店をご紹介します。酒菜・味彩 ためきちさんです。実直な若旦那と可愛らしい若奥様がしておられるお店で、最近店舗を拡張され斜め向かいのビルに移転されました。新住所は大阪市中央区東心斎橋2−5−24 濱一ビル1F(電話番号はそのままで、06−6211−7157です)。和食中心のお店で、お造りの盛り合わせ・だし巻き・とうもろこしの天ぷら・稲庭うどん等を僕は好んで注文します。とにもかくにも安心して飲めるいいお店。みなさん、東心斎橋界隈に行くことがあれば一度お立ち寄りください。お薦めです!

<なんば方面からのアクセス>
以前「大たこ」というたこ焼き屋さんが商売をしてた「太左衛門橋」を北へ。どんどん行って1つ目の信号の手前。筋の右側(濱一ビルの1階)です。

※ デジカメの調子が悪いので画像の上半分が暗くなってしまいました。若旦那ごめんね!


2012年07月24日(火曜)
7月22日(日曜)に店内で「第二回若江岩田わもん寄席」を開催しました。これは地元の英雄・桂米之助師匠を偲ぶために行なっている落語会で、本年1月に初めて行い今回で2回目となります。その開催の主旨に共感してくださったケーブルTVさんも取材で駆け付け、前回同様にぎにぎしくとり行われました。まず最初に代表世話人である辻さんからご挨拶と米之助師匠についてのお話があり、落語会スタートとなりました。出演は笑福亭呂好さんによる「寄合酒」、笑福亭生寿さんによる「代脈」、そして笑福亭鶴二師匠による「遊山船」。落語会終了後には座談会もありおおいに盛り上がりました。終了後には近くの居酒屋さんで打ち上げとなりまして、落語家さんと辻さんと私ども(父・母・僕)だけでなく、ファンのみなさんと交流したいとおっしゃる鶴二師匠のお考えにより、観客の方々にも入っていただいたので盛大な宴会となりました(観客のほんの一部の方々のみ参加となりました)。宴会の途中当店の会長(父)と女将(母)が「落語家さんと一緒に写真撮りたいわぁ」と言い出したので、こういった画像(上から10枚目&11枚目)も残っております(両親は感激しておりました!)。来年ですが第三回目も予定しています。今後ともよろしくお願い致します。

挨拶をされてる代表世話人の辻さん

ケーブルTVも取材で

笑福亭呂好さん

笑福亭生寿さん

笑福亭鶴二師匠

座談会

宴会風景

宴会・笑福亭鶴二師匠

宴会・集合写真。みなさんいいお顔です。

宴会・両親と鶴二師匠

宴会・両親と生寿さん&呂好さん


2012年07月23日(月曜)
7月21日(土)は舞踊家・花柳旭叟先生の門下生が天王寺の料亭・天王殿(大阪市天王寺区)に集合。そこで日頃の稽古の成果を発表する「ゆかた会」が開催され、僕も出演させていただきました。僕が踊ったのは「長唄 雨の五郎」。先日の五條宮では途中省略バージョンでしたが、今回はフルバージョンなので10分以上踊らなくてはなりません。結果を申しますとちょこちょこ間違えました。それもいつも間違わないところで。もう笑うしかありません。ということで今回は僕ではなく、私ども花柳旭叟日舞教室・東大阪支部のアイドル彩ちゃんをご紹介します。女子大生なんですが、はっきり言って踊りの腕前は僕より断然上(旭叟先生は「彩ちゃんなら頑張れば名取とれるわ!」とおっしゃいました。でも僕や母にそういった言葉はなく・・・僕軽くスネているのか???)。ビジュアル的にもおっさんの僕より可愛い女の子がいいだろうと判断し彼女の画像をアップしました。ご覧ください。
※ちなみに彩ちゃんは「長唄 新鹿の子」を踊ってはります。 
※旭叟先生!一部冗談が含まれています。なにとぞご容赦を。

彩ちゃんその1

彩ちゃんその2

彩ちゃんその3


2012年07月22日(日曜)
20日のブログにも書きましたが、7月16日(月)に五條宮(大阪市天王寺区)で行なわれた奉納舞踊の会に出演しました。僕が踊った演目は「長唄 雨の五郎」。といっても途中を一部省略した簡略バージョンです(僕だけ10分以上踊る訳にもいきませんので)。 結果を申しますとびっくりするぐらい大きな失敗はしませんでしたが、一箇所回転するところがあるのですが、フリを忘れてしまい・・・しばし呆然とし・・・仕方がないので舞台中央で偉そうに右手を挙げてポーズをキメてみました。でも神様は僕を見捨てませんでした。回転後のフリがたまたまその右手を高らかに挙げるフリだったのです。でも「あ〜よかった!ちゃんと元に戻れた」と思ってる暇は僕にはありません。心の中はすごく動揺していましたが、とにかく最後までやり遂げることが出来ました。いつも思うことですが、人生には心に刻んでおかないといけない失敗もありますが、早急に立て直す為あっさりと忘れてしまわないといけない失敗もあって、踊っている最中にフリを間違えたとかはまさに後者だなぁと思わずにおれません。とにもかくにも次頑張ります!! ※上から2つ目の画像をご覧ください。このあと回転(左まわり)し忘れました。あ〜あの時に戻りたい。

踊り始めて1分後ぐらい

この後回転し忘れました

最後のキメポーズ