2012年12月11日(火曜)
12月6日(木曜)お客様ときものを着て天満天神繁昌亭(大阪市)で開催された落語会「四重人格東西同期会」に行ってきました。ご出演は「若江岩田わもん寄席」でお世話になっている笑福亭鶴二師匠(上方/西)に加えて、ツイッターでフォローさせてもらってる月亭遊方師匠(上方/西)、今年の夏鈴本演芸場で爆笑させてもらった三遊亭白鳥師匠(江戸/東)、とってもダンディな橘家文左衛門師匠(江戸/東)のおもしろ四人衆。全員によるオープニングトーク ⇒ (1)月亭遊方「憧れのひとり暮らし」 (2)橘家文左衛門「笠碁」 / 仲入り / (3)三遊亭白鳥「人体革命」 (4)笑福亭鶴二「三十石 夢の通い路」という順<敬称略>で、とても楽しませていただきました。私どもの参加者様みな大満足!それでいて料金は2,500円。とってもコストパフォーマンスの高い落語会でした。みなさん、要チェックですよ〜
2012年12月09日(日曜)
11月18日(日曜)は一緒に日本舞踊を習っているお嬢さん(大学生)が舞踊の会「第1回みおつくし会」に出演するというので国立文楽劇場(大阪市)に寄せていただきました。踊る演目は「長唄 新鹿の子」。出来栄えは素晴らしく、艶やかな舞についつい見惚れてしまいました。アヤカちゃん、これからもお稽古頑張ってくださいね。
2012年12月09日(日曜)
八尾市からお越しのT様御一家(お父様・お母様・お嬢様)です。お嬢様は最近待望の男の子をご出産。11月25日(日曜)はお宮参りということで、当店が着付けを担当致しました。お嬢様の笑顔とても輝いていました。(赤ちゃんはこちらのお父様にそっくり。それもあってお父様のお顔にも喜びが溢れています!)
2012年12月09日(日曜)
11月16日(金曜)に着付けをさせていただきました。お母様はべっぴんさん、坊ちゃんはポーズをとった仕草が可愛らしくてすごく印象に残っています。とっても素敵な親子さんでした。
2012年12月08日(土曜)
お馴染みさんのお嬢さんです。11月18日(日曜)に当店の女将が着付けをさせていただきました。会社の同僚の結婚式(披露宴)に出席されるとのこと。着こなしとっても素敵でした。
2012年11月24日(土曜)
最近白生地の開発などにも取り組んでいます。(巷では冬の足音が聞こえて参りましたが・・・)夏物のご注文をいただきました。有り難し!それも経絽(たてろ)。尚且つ一尺幅よりひろいタイプです。通常絽と言えば横絽。経絽で幅広・・・ありそうでなかなか無いお品なんですが、ネットワークを駆使してなんとか確保しました(安堵感!)。すると「夏用白生地(経絽と紗織)の勉強もしてくださいよー」と担当者(とってもいい人。人生の先輩)に言われてしまい専門書のコピーが送られてきた(安堵感撤回)。なかなかマニアックな内容ですが、ブログに綴ることで理解をより一層深めたいと思います。よろしければお付き合いください。
◎経絽(たてろ/立絽、縦絽、竪絽)⇒通常の絽は一重組織同士の間に、絽目と呼ばれる綟り目(もじりめ)が規則的にヨコ方向に並ぶことから「横絽」といわれることがあります。これに対して、経絽はタテ方向に絽目を連続させる織物で、一重組織(平織が多い)の間に、絽目を入れたい部分の筬(おさ)を空き羽とし、製織後その部分に糸が広がらないように、その両脇に綟り組織を配置したもので、横絽に比べて綟り綜絖(そうこう)の数は少なくてすむ。
◎紗織(しゃおり)⇒綟り組織は、振機(ふるへ)と呼ばれる特殊な綜絖を用いて隣り合う経糸同士を綟り合わせ、そこに緯糸を通すことで織り上げる組織のことです。綟り合う部分では経糸が互いに交差するため、緯糸の間隔がひろがり透かし目を作ります。この透かし目のことを綟り目といいます。紗と絽は綟り組織のうちでも最も基本的な組織ですが、絽に比べると紗のほうが毎越綟り目が入るので通気性もよく、薄く透ける様子が古来より蝉の羽に喩えられたり(たとえられたり)しています。
・・・あ〜 難し。もっと勉強しなければ。
◎経絽(たてろ/立絽、縦絽、竪絽)⇒通常の絽は一重組織同士の間に、絽目と呼ばれる綟り目(もじりめ)が規則的にヨコ方向に並ぶことから「横絽」といわれることがあります。これに対して、経絽はタテ方向に絽目を連続させる織物で、一重組織(平織が多い)の間に、絽目を入れたい部分の筬(おさ)を空き羽とし、製織後その部分に糸が広がらないように、その両脇に綟り組織を配置したもので、横絽に比べて綟り綜絖(そうこう)の数は少なくてすむ。
◎紗織(しゃおり)⇒綟り組織は、振機(ふるへ)と呼ばれる特殊な綜絖を用いて隣り合う経糸同士を綟り合わせ、そこに緯糸を通すことで織り上げる組織のことです。綟り合う部分では経糸が互いに交差するため、緯糸の間隔がひろがり透かし目を作ります。この透かし目のことを綟り目といいます。紗と絽は綟り組織のうちでも最も基本的な組織ですが、絽に比べると紗のほうが毎越綟り目が入るので通気性もよく、薄く透ける様子が古来より蝉の羽に喩えられたり(たとえられたり)しています。
・・・あ〜 難し。もっと勉強しなければ。
2012年11月18日(日曜)
11月12日(月曜)に「若江岩田わもん寄席」でお世話になっている笑福亭生寿(せいじゅ)さんの落語会『 生寿成熟の会 』に行ってきました。場所はワッハ上方の上方亭(なんばグランド花月前)。仕事でちょっと遅れてしまいましたが、なんとか間に合って上方亭に無事到着。受付はおそらく生寿さんの奥様。おっとりした渡辺 満里奈さんといった雰囲気。とっても可愛らしい女性でした。お支払いし空いてる中央の席に座った。よく見えるいいお席だ。ラッキー!!心の中で小躍りする。しかしラッキーはそう続かなかった。開演直前に見知らぬ男性が僕の隣りに着席。その瞬間、衝撃が僕の体内に駆け巡った。体臭が・・・めっちゃ臭い!たまらん。鼻が曲がりそう。慌てて離れる。それもあって、結果的にあまり見えないお席での鑑賞となってしまいました(アンラッキー!!)。そして開演。出演は林家愛染(あいそめ)、笑福亭生寿(一席目)、笑福亭右喬(うきょう)、笑福亭生寿(二席目)の順<敬称略>。全体的な感想を述べますと、生寿さんだけでなく愛染さんと右喬さんも好感が持てる落語で、一生懸命さがビンビン伝わってきました。開演前のハプニングで気分はアンラッキー状態でしたが、落語会が進むにつれ僕の心は幸福感で満たされ「このようなアットホームな落語をいっぱい鑑賞できて、僕ってやっぱりラッキーやん!」という心境に至りました。終わりよければ全てよし!・・・ですね。そうしときます。
※ 生寿さんの喉の都合で、二席目の「くっしゃみ講釈」が急遽「花筏(はないかだ)」に変更となりました。いつの日か生寿さんの「くっしゃみ講釈」拝聴したいものです。
※ 生寿さんの喉の都合で、二席目の「くっしゃみ講釈」が急遽「花筏(はないかだ)」に変更となりました。いつの日か生寿さんの「くっしゃみ講釈」拝聴したいものです。
2012年11月10日(土曜)
2012年10月28日(日曜)のブログで触れました永楽館歌舞伎に行ってきました。僕が寄せてもらったのはお店の定休日11月6日(火曜)。新大阪から出ている臨時バスを利用しました。このバスは30人乗りなんですが男性は運転手さんと僕だけ。あとの28人はみんな女性!なんとも嬉し恥ずかしのバス旅行でした。午前11時に出発したバスは(途中に休憩をとりながらも走り続け)午後2時に兵庫県豊岡市出石(いずし)に到着。到着するや否やガイドさんがみんなを永楽館まで連れていってくれた。そこで一旦解散。たいていみんな女性ふたり組とかで参加しておられ、僕はひとりで参加していたのでしばし途方に暮れる。とりあえず劇場の外観を撮影。気を取り直し昼ご飯(カレーライス)を食べて、せっかくここまで来たので周辺を散策することにした。辰鼓楼(しんころう)というシンボル的な時計台を撮影し、ダッシュで出石城跡(本丸&二の丸)を駆け上がり(駆け巡り)、家老屋敷の前を素通りした(時間が無かったもので・・・)。そうこうすると開場時間が迫ってきた。急いで永楽館に戻る。到着。劇場前をうろうろしてると愛之助さんの番頭さんに遭遇。番頭さんというと渋い男性と思いきや実際は可愛い女の子なのだ。ご挨拶しお願いしておいたチケットをいただく。そして開場。内部は“ 近畿最古の芝居小屋 ”というだけあって趣きたっぷり。そして席はやっぱり良くって前から2列目(桟敷席)。有り難し。手を伸ばせば役者さんに触れることも出来る(そんなことしないけど・・・)。コンパクトな劇場はやっぱりいいと再認識する。そして心の中で番頭さんに感謝。あとは開演を待つばかりだ。
ここで演目をご紹介します。演目は(1)実録忠臣蔵−大石妻子別れの場 (2)お目見得 口上 (3)鯉つかみの3つ。(1)のあらすじは次の通りです。浅野内匠頭が切腹を言い渡されてから数カ月後のこと。大石内蔵助は主君の無念を晴らすという大義はどこ吹く風、夜な夜な祇園などで遊興にふけっている。妻・りくは世間に合わせる顔がないと涙ながらに離縁を申し出る。内蔵助はそれを好都合とし妻に母・千壽と次男三男を連れて、りくの故郷である豊岡に帰るよう指示をする。長男・主税は父・内蔵助と一緒にいると決意。主税だけは父から密かに仇討の計画を聞かされていたからだ。そしてラストは涙ながらの別れの場面となる・・・とまぁこんな感じです。なぜこの演目が選ばれたのか、それはひとえに妻・りくの故郷がここ豊岡市だからに他ならない。ご当地にちなんだ演目をやりたいという愛之助さんの意向が実を結んだ形と言えよう。
そして(2)お目見得 口上では、壱太郎さんが豊岡市のマスコット・玄さん人形を舞台に持参し「みなさん!名物の皿そばいっぱい食べてくださいね〜」と言ってみたり、薪車さんは冗談まじりで「待っていたのに昨年は出演させてもらえなかった(笑)。本年同様、来年もなにとぞ宜しくお願い致します」と愛之助さんに懇願してみたりと自由度たっぷりのおもしろ口上であった。
(3)鯉つかみは愛之助さんが大活躍する演目。琵琶湖に生息する巨大な鯉が妖怪となって美男子・志賀之助(愛之助)に化け、恨んでいる釣家の息女・小桜姫(壱太郎)をたぶらかす。しかし釣家に伝わる名刀の不思議な力によって鯉の企みが発覚。修羅場となるが、突如飛んできた矢が鯉の精(愛之助)に突き刺さり、鯉の精は一目散に水中に逃げ帰る。そしてその矢を放ったのは誰あろう本物の志賀之助(愛之助)であった。最後は鯉(人形)と志賀之助の格闘シーンとなって終演を迎えるのだが、愛之助さんは一人二役を務めておられるので大忙し。また舞台の一部に水槽が埋め込まれてあり、愛之助さんが劇中その水槽に飛び込み鯉との大立ち回りを繰り広げる。観客へのサービスで水しぶきをわざとあげる愛之助さん。水しぶきがかかって「キャー!キャー!」言う観客。その渦中にいる僕。愉快で仕方がなかった。
総括すると、本当に娯楽性に富んだ歌舞伎であった。今回で第5回ということで豊岡市にちなんだ演目をしてみたり、(舞台の下がコンクリートになっている劇場では絶対に出来ない)水槽を埋め込んだ演目をもってきたりと愛之助さんの永楽館歌舞伎に寄せる思いを強く感じ取ることができた。毎年観客数が増え続けているというが頷ける。素晴らしい内容でした。当然僕は来年も寄せてもらおうと思うが、興味のある方にも一度行ってみて欲しい。おもしろいですよ!
ここで演目をご紹介します。演目は(1)実録忠臣蔵−大石妻子別れの場 (2)お目見得 口上 (3)鯉つかみの3つ。(1)のあらすじは次の通りです。浅野内匠頭が切腹を言い渡されてから数カ月後のこと。大石内蔵助は主君の無念を晴らすという大義はどこ吹く風、夜な夜な祇園などで遊興にふけっている。妻・りくは世間に合わせる顔がないと涙ながらに離縁を申し出る。内蔵助はそれを好都合とし妻に母・千壽と次男三男を連れて、りくの故郷である豊岡に帰るよう指示をする。長男・主税は父・内蔵助と一緒にいると決意。主税だけは父から密かに仇討の計画を聞かされていたからだ。そしてラストは涙ながらの別れの場面となる・・・とまぁこんな感じです。なぜこの演目が選ばれたのか、それはひとえに妻・りくの故郷がここ豊岡市だからに他ならない。ご当地にちなんだ演目をやりたいという愛之助さんの意向が実を結んだ形と言えよう。
そして(2)お目見得 口上では、壱太郎さんが豊岡市のマスコット・玄さん人形を舞台に持参し「みなさん!名物の皿そばいっぱい食べてくださいね〜」と言ってみたり、薪車さんは冗談まじりで「待っていたのに昨年は出演させてもらえなかった(笑)。本年同様、来年もなにとぞ宜しくお願い致します」と愛之助さんに懇願してみたりと自由度たっぷりのおもしろ口上であった。
(3)鯉つかみは愛之助さんが大活躍する演目。琵琶湖に生息する巨大な鯉が妖怪となって美男子・志賀之助(愛之助)に化け、恨んでいる釣家の息女・小桜姫(壱太郎)をたぶらかす。しかし釣家に伝わる名刀の不思議な力によって鯉の企みが発覚。修羅場となるが、突如飛んできた矢が鯉の精(愛之助)に突き刺さり、鯉の精は一目散に水中に逃げ帰る。そしてその矢を放ったのは誰あろう本物の志賀之助(愛之助)であった。最後は鯉(人形)と志賀之助の格闘シーンとなって終演を迎えるのだが、愛之助さんは一人二役を務めておられるので大忙し。また舞台の一部に水槽が埋め込まれてあり、愛之助さんが劇中その水槽に飛び込み鯉との大立ち回りを繰り広げる。観客へのサービスで水しぶきをわざとあげる愛之助さん。水しぶきがかかって「キャー!キャー!」言う観客。その渦中にいる僕。愉快で仕方がなかった。
総括すると、本当に娯楽性に富んだ歌舞伎であった。今回で第5回ということで豊岡市にちなんだ演目をしてみたり、(舞台の下がコンクリートになっている劇場では絶対に出来ない)水槽を埋め込んだ演目をもってきたりと愛之助さんの永楽館歌舞伎に寄せる思いを強く感じ取ることができた。毎年観客数が増え続けているというが頷ける。素晴らしい内容でした。当然僕は来年も寄せてもらおうと思うが、興味のある方にも一度行ってみて欲しい。おもしろいですよ!
2012年11月04日(日曜)
11月3日(土曜)は店内で開催している格安着付け教室の日(実技5回目)でした。授業の内容は(二人一組となって)袋帯で「ふくら雀」という帯結びを結び合うというもの。そして授業の最後に後姿をパチリ!この日の成果がこの画像に集約されているのですが、みなさん素晴らしい出来栄えなので主催者側としても嬉しい限りです!最後まで頑張ってください。
2012年10月28日(日曜)
今度初めて永楽館(兵庫県豊岡市)で開催される『 永楽館歌舞伎 』に寄せてもらいます。前々から僕はブログ等で歌舞伎役者の片岡愛之助さんのファンであると申しておりますが、こちらの歌舞伎も(ちょっと馴れ馴れしく呼んでみると・・・)愛ちゃんが毎年主役ということで以前から行ってみたい公演の1つでした。それに加えて劇場自体がすごく古い建物で趣きたっぷり。主役が愛ちゃん×趣きのある劇場=素晴らしい舞台芸術という計算が頭の中で成り立ったので、スケジュールを調整し(新大阪から出ている臨時バスで)駆け付けることにしました。果たしてどんな歌舞伎鑑賞となりますやら。城下町出石(いずし)の街並みも散策する予定。今から楽しみでなりません。(鑑賞後どうだったかブログで報告いたします。ちょっと待っててくださいね!)